組合活動

仕事だけの生活から何か変わるかな…と思い(組合の会合が自宅から近い場所なので、そのまま家に直帰しやすいとも期待して(笑))10月から労働組合の執行委員をしており、組合執行部が会社側と交渉している内容を目にすることが増えた。
執行委員になる前まで個人的に一般組合員の声や意見を聞いたことがなく、執行部から「これが交渉中の内容です」と提示されても、それが組合員の思いに応えているものかどうか判断が出来ず、『執行部が頑張って交渉してる内容だからな』と執行部の提示に特に疑問を持つことなくきた。

会社側との交渉は非常にハードなようで、組合側の要望や都合が全て受け入れられることは当然なく、肉は切らせるが骨は断たせない(大事な条件を死守する代わりに、譲らざるをえないことも出てくるということ)交渉をしているのだな〜と感心する。
一方で、交渉を進めようとするとどうしても組合員に不利な内容も出てくるため、執行部が組合員へ交渉経過報告をする際は、反発が出ないように不利な内容をオブラートに包んでという形になっている。執行部は会社側に寄った姿勢と言われても仕方ないような。

このことを指摘した執行委員が最近出てきて、「交渉内容を組合員が誤解したままで執行部が交渉を進めるのはおかしいよ、不利なことでも分かりやすく組合員に提示すべき」と。
俺は一般組合員の声も分からず、労働協約(条件)もハッキリとは把握できておらず、交渉経過も漫然と聞いていたのかもな…と思った。 流される性格が出ているなと反省。